環境活動

基本方針

NCR VOYIXの環境方針に沿って日本NCRコマースも環境活動を推進しています。
NCR VOYIX ESG hub(英語)

経営方針

環境保護に関する経営方針

  • 資源の利用削減推進のため不動産ポートフォリオを責任を持ってアップグレードすることを含め、世界中で事業のあらゆる方面について環境に配慮して運営する。
  • NCR のステークホルダーに対する透明性を向上するため、外部目標、指標、そして環境に焦点を当てた情報開示について、引き続き強化していく。
  • 環境経営システム(EMS)のトレーニングについて、今後全世界の 10,000 人以上のカストマー・エンジニアに対し、新しいトレーニング・コースの受講を推進する。
  • NCRが製造または販売した製品のリサイクル促進に加え、再生不可能な製品のローインパクトな廃棄・処理方法を推進する
  • 製品の製造・流通・販売の全てにおいて、事業活動の環境ライフサイクルに与えるインパクトが最小限になるよう、事業プロセスを構築する
  • この環境ポリシーを全社員に周知し、常に閲覧可能な状態にしておく

現状の取り組み

日本NCRは、以下の3つのRについて取り組んでいます。

Reuse

  • グローバル企業であるNCRの製造・販売する製品は、全てRoHs(注1)指令の要求項目を満たしており、水銀・鉛をはじめとする有害物質の使用削減を行っています。
  • また、同時に公布されたWEEE指令(注2)に基づき、EU向け製品はもとより、その他の地域向け製品に関しても、部材・部品についてもできる限り再利用可能な設計に努めています。
  • (注1)RoHS指令とは
    EUでWEEE指令と同時に公布された規制で、水銀・鉛など環境に悪影響を与える指定6有害化学物質を基準値以上に含む電気・電子製品の販売が禁止された。(NCR VOYIXのRoHSの取り組みはこちら
  • (注2)WEEE指令とは
    EU(欧州連合)内における廃家電・電子機器(WEEE)に関する規制。これらの製品が、廃棄物として環境に悪影響を与える度合いを最小化することを目的として、2003年2月に公布・施行された。(NCR VOYIXのWEEEの取り組みはこちら

Reduce

  • 環境製品
    日本NCRは、気候や生態系の変動に大きな影響を与える森林資源の保護に貢献することを目的とした製品の開発に努めています。
  • CO2削減活動
    日本NCRは、全ての事業所でCO2削減活動への取り組みを徹底して行なっています。
  • ・社内PCのスリープモードの導入
    ・一部の事業所や営業所で照明をLED化し省エネに貢献
    ・国際エネルギースター・プログラム基準をクリアした低電力モード・節電モード付OA機器の採用
    ・帳票電子化とMFPの両面印字・2Up機能活用などによるペーパーレス化の徹底
  • 簡易梱包
    日本NCR海老名ステージングセンターから出荷される国内のお客様向けの製品は、極力梱包を簡素化してゴミの廃棄量の削減に努めています。また、段ボールを使用しないラック輸送や、繰り返し利用が可能な通い箱も積極的に活用し、緩衝材・梱包材の使用削減にも努めています。

Recycle

  • 緩衝材のリサイクル
    海老名ステージングセンターでは、入荷製品に使用されていた発泡スチロールの緩衝材を減容機で1/80の体積に圧縮、処理済み廃棄物を業者を通して再利用可能にしています。さらに、ビニール系梱包材についても圧縮機で減容処理を行った上で、リサイクル処理を行っております。
  • マテリアルリサイクル
    海老名事業所ではゴミの分別区分を細分化し、「アルミ・金属・ケーブル・基盤」等の資源のマテリアルリサイクルに取り組んでいます。
  • ゴミの分別処理
    日本NCRでは、全事業所で徹底したゴミの分別を行っています。また、茅場町本社ではサントリービバレッジソリューション株式会社様のご協力をいただき、ペットボトルの100%リサイクルを実現しています。

新たな環境経営に向けて

NCR VOYIXは、EPA(米国環境保護庁)のClimate Leaders Program(注4)参加企業として、その活動をグローバルに展開することを目指しております。日本NCRはNCRグループの一員として、今後も環境にやさしい製品を市場に提供していくとともに、地球環境保護活動を経営上の重要な要素ととらえ、専任部署を中心として、社内活動および政府・自治体・環境ボランティア団体と連携した活動を強化してまいります。

(注4)Climate Leaders Programとは
米政府と産業界のパートナーシップによって、気候変動に対する戦略を策定するEPAによるプログラム。 2002年2月にスタートした。(NCR VOYIXのClimateの取り組みはこちら