NCRペイメント・スイート最新版がPA-DSS3.0準拠認定を取得

[2015年11月10日付NCRコーポレーションのプレスリリースの抄訳]

~AuthenticとFractalsの認定が、不正防止における安心を金融機関に提供~

2015年11月17日

NCRコーポレーション (NYSE: NCR) は、Authentic(オーセンティック)とFractals(フラクタルズ)で構成されるNCRペイメント・スイートの最新バージョンが、これまで市場に提供されてきたバージョンと同様に、PCIセキュリティ基準審議会(PCI SSC)よりPA-DSS 3.0準拠の認定を受けたと発表しました。

AuthenticとFractalsは、PA-DSS認定制度の発足当時から継続して認定を取得し続けています。この点は、特に不正検知ソリューションであるFractalsのユーザー企業にとって重要な意味を持ちます。Fractalsは、PA-DSS準拠認定を受けている数少ない不正検知ソリューションであり、その中でも一番長い期間認定を受けている実績があるからです。AuthenticとFractalsは、グローバルで銀行、処理代行業者、加盟店、カードネットワークに活用されている取引処理ソリューションです。

「我々は、これらの自社製品を最新の業界標準に準拠させ続ける事にコミットしています。」と、NCR金融サービス事業部ペイメント事業の製品開発部隊を率いるポウル・ラウルセンは説明します。「PA-DSSの認定を受ける事は、決して簡単なことではありませんが、我々の製品が認定を受ける事により、自社においてPCI DSS認定申請を行っている世界中のお客様が、要件を満たす事に貢献できます。PA-DSSに準拠しているソフトウェア・ソリューションの使用は、機密情報であるカード情報の保護能力を実証する重要な鍵となるからです。FractalsはPA-DSS認定プロセスを経ている数少ないソリューションである事から、不正と対峙する我々のお客様にとって、このPA-DSS認定は大きな意味があります。」

Authenticは、ATMやPOS端末からEコマースやモバイルまで、あらゆるチャネルから発生する全ての取引を管理する、最先端かつ超高性能な電子資金振替(EFT)向け認証/ルーティング・システムです。従来型の決済処理ソフトウェアと違い、Authenticは容易に変更対応する事ができます。とても柔軟に開発ができる為、高い処理効率が実現します。Authenticは、グローバル・ネットワークや大手プロセッサーに決済エンジンを提供しており、ベンチマーク・テストで毎秒1万以上の取引処理を達成しています。Fractalsは、決済代行業者、オンライン・マーチャント、カード・イシュアー、アクワイアラーなどペイメント・ビジネスに関わる企業の使用に適した、高性能な不正検知/防止フレームワークです。リアルタイムで活用すると、不正取引が発生段階で検知され、取引処理が完了する前に停止する事ができます。独自の数学モデルにより自己学習機能が組み込まれ、モデルが自動的に新たな不正トレンドに適応し検知力を維持します。Fractalsのルール・エンジンは、第一線で不正に立ち向かう業務担当者が、ものの数分で強力な不正検出ルールを作成、導入する事を可能にし、不正による損失発生防止に大きく貢献します。電子決済の世界は、めまぐるしく進化を続けていますが、NCRは、Fractalsの研究開発投資を継続する事により、不正検知の最前線に立ち続けます。

本プレスリリースの全文は下記サイトでご覧ください。
http://www.ncr.com/news/news-releases/financial/latest-ncr-payment-suite-certified-pa-dss-3-0-compliant

* NCRは NCR Corporation の米国および他の各国における商標または登録商標です。

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