“新たなチャレンジを行うと同時に、 これまでに積み重ねてきた信頼も大切にして 日本NCRの次の100年を皆で作っていきたいです”
カストマー・サービス本部のテクニカルサポート部に所属し、流通業のお客様のPOSの保守、メンテナンスを担当しています。主に現場の技術員からの電話やメールの問い合わせの応対、およびハードウェアに関する障害の調査や解決策の対応を行っています。
私は20年ほど前にマレーシアから留学生として来日しました。高等専門学校を卒業後、4年生大学の理工学部システム工学科に編入して2年間勉強しました。
大学卒業後は名古屋の大手自動車会社で約5年間エンジニアとして勤務しました。その後最初の転職で東京のSIer企業に入社し、約5年間大手生命保険会社のプロジェクトに携わりました。
日本NCRに入社したのは2013年で、約5年間働いたあと一度転職のため退社しましたが2021年に再入社しました。
転職活動で、日本NCRという自分たちの生活に身近な流通業・金融業に対して幅広くサービスを提供している会社があることを知りました。
選考が進む中で、NCRでは個人が裁量を持って働くことができ、自分の持っている機械エンジニアとしての経験とSIerとしての経験の両方を活かすことができるというところに興味を持ちました。前職までの会社でも経験を積む機会はたくさんありましたが、担当する業務の範囲は限定されており、自分の持っているスキルを活用する場や業務の幅を広げることが難しいと感じていたためです。
また、外資系企業であり、国内だけではなく米国本社をはじめグローバルに活躍できるチャンスがあるところにも魅かれました。
任せてもらえる範囲が広く成長の機会がたくさんあるところです。私の場合はサポート全般においてSIerとしての経験を活かすことができますし、テスト機器で障害の調査を行う際には機械エンジニアとしてのスキルも活かすことができます。海外の出身であり日本を外国として客観的にとらえることができるところを活かし、米国本社と日本との間に立ってプランの調整を行う役割を担当したこともあります。
また、チームメンバーとの関係が非常に良好で、周囲のサポートが得やすことも魅力です。上司ともフランクに話すことができますので、やりたいことがあれば気軽に相談してサポートを受けることができます。私は一度NCRを離れてSIerとして数年働いた後、上司とのつながりで同じ部署に再入社したのですが、その時もメンバーの皆さんに快く受け入れていただき、空いた期間のフォローも手厚くしていただきました。
現在所属するのは8名のチームで今のところ海外出身なのは自分だけですが、壁を感じたことはほとんどありません。最初に入社を検討していた当時は、外資系企業とはいえ日本NCRは日本のお客様にビジネスを行っている企業なので強いタテ社会なのではないかと少し心配がありましたが、実際は人種が違っても皆さん平等に接してくれています。言葉について自分が日本語のネイティブではないなと思う場面はありますが、一緒に働くチームメンバーや協力会社の方々と信頼関係を築くのに問題はありませんでした。
私が直接接してサポートするのはエンドユーザー(店舗で働く方)ではなく現場の技術員になりますが、自分たちにとってはパートナーである技術員の皆さんをお客様として考えて対応しています。コミュニケーションの基本ではありますが、求められていることが何なのかを理解して深堀し、その対策について丁寧に伝えるよう常に心掛けています。また、技術員の方の負担を軽減できるよう日々改善に取り組んでいます。
技術員の皆さんとは最終的にエンドユーザーの満足度を高めるという同じ目的を共有していますので、お互いに信頼関係を構築してよい結果を得られるよう努力していきたいです。
日本NCRはこれまでの102年間「革新と信頼」を大切にすることで成長してきました。今までと同じやり方では遅れてしまうという危機感を持って新たなチャレンジを行うと同時に、これまでに積み重ねてきたお客様やパートナーの皆様、チームメンバーとの信頼も大切にして、日本NCRの次の100年を皆で作っていきたいと思います。
■ リモートワーク日(現在は基本的に週5日リモートワーク対応)
趣味はアウトドアで、特にキャンピングとフットサルです。キャンピングは、自分の子どもがゲームばかりしがちなのを見てもっと外で遊ばせたいと思ったことがきっかけで始めました。同い年の子供がいる同郷人と家族ぐるみで4、5年続けています。家族連れにやさしい環境を第一条件に様々な場所に行くようにしています。
フットサルは社会人になってから同僚に声をかけられて参加するようになりました。業務後や週末に時間を作ってプレイしていますが、仕事柄デスクワークが多く運動不足になりがちでしたので身体を動かすのにちょうどよく、リフレッシュになっています。
少し先の目標としては、現在担当している業務の経験や知識を自分自身が深めると同時に未経験の新入社員の育成やトレーニングにも携わりたいと考えています。将来的にはさらに上のポジションを目指して、より大きく会社に貢献できるグローバルな人材になりたいと思います。
※内容はインタビュー当時のものです。