“仕事内容も充実していますが、 フランクに育児や仕事について話できる方も多く、 NCRを選んで良かったと再認識しています”
文系の大学を卒業し、新卒でゲーム・WEB業界の会社に入社しました。そこでアプリケーション開発等のIT技術を習得し7年ほど勤務しました。その後知人の会社を経て2014年に日本NCRに転職し7年目です。現在は手形交換など金融関連のプロジェクトを担当しています。
転職活動では、自分が持っているITスキルを生かして成長できることと長く働ける会社という2点を重視しました。エージェントを通して条件に合う会社を探し、10社以上面接を受けました。
日本NCRの面接では、当時の面接官に「本音で話しましょう」と言っていただき、プライベートでは子どもを持つことを考えており出産後も働き続けられる環境を探していると率直に話すことができました。当時の部長が自分の希望を尊重してくれたのと同時に産休・育休の取得実績が多数あることから日本NCRへの入社を決めました。面接で印象に残ったのは「おばあちゃんになっても働き続けたいですか?」という言葉で、それを聞いて日本NCRは長く働ける会社であると感じ「絶対にここでおばあちゃんになるまで働きたい」と思いました。
同じITではあるものの、前職のゲーム・Web業界での仕事と入社後に担当することになった金融の業務とでは業務内容もプロジェクトの進め方も大きく違ったため、当時は学ぶことに必死でした。チームメンバーをはじめ周囲の皆さんのサポートを得て新たな知識を吸収していき、求められる業務をこなせるよう成長できたと感じています。
例えばドメインサーバー関連の構築は入社してから習得しましたが、現在も日々新しいスキルを習得できる環境が整っています。すでに持っている技術と新しいスキルの両方を活かして仕事ができるところにやりがいを感じます。また、自分の作ったものが社会を動かす一部であるということを誇りに思います。これからも私たちが提供する製品・サービスがお客様の課題解決やビジネスの成長に貢献し、満足していただけるようにと考えて業務に取り組んでいきたいです。
入社3年後に第1子を出産しました。当時の上司や同僚など周囲の皆さんが祝福してくれて、業務の負担についても配慮してもらうことができました。初めての産休・育休取得ということもあり、いつ復帰できるのか、また仕事のブランクや保育園のことなど様々な不安がある中、同僚から復帰を待っていると言ってもらえたことがうれしかったです。復帰前には上司からどのように働きたいかについて意思確認があり、私の場合は自分の希望通り復帰後も同じ部署で同じ業務を担当しています。
第2子の妊娠がわかったときはちょうど新型コロナの感染拡大が始まった頃でした。当時動いていたプロジェクトは様々な影響を受け、メインで担当していた案件に遅れが出ていました。そのために本番リリースがずれて産休期間中になってしまうという想定外のスケジュールとなりました。一番重要な時に担当を抜けることになってしまいましたので、本番リリースの当日には絶対に問題が起きないように、(メイン担当がいなかったとしても当然のことではありますが)事前の準備・リハーサルを入念に行い、リリース方法も確実なものを選択し、後任のメンバーへの引継ぎも綿密に行いました。後任メンバーは既に担当している案件もある中での対応でしたが、チームのサポートのお陰で無事にリリースすることができました。その時のメンバーには本当に感謝しています。
育休から復帰した当初は、子どもを預けてまで働くべきなのかという母親としての気持ちと、でも働きたいという一人の女性として自立したい気持ちのせめぎ合いがありました。その時には、同じ現場にいた女性の先輩社員から経験談やアドバイスをいただくことができました。同じ経験をしてきた女性が周りにいたことで、母親ならではの相談ができたことはとても心強かったです。
■リモートワーク日 ※週5日、時短勤務利用で9:30~15:00勤務
現在は第2子を育てているため、時短勤務制度を活用しながら在宅でできる仕事を担当しています。働ける時間が決まっているからこそ、自分が主導権をもってスケジューリングして効率よく業務を行えるように工夫しています。プロジェクトの規模によっては一人で1案件を担当することもありますし、チームメンバーの一人として裏方で動くこともありますが、時短勤務であってもフレキシブルに業務を遂行することで全体に貢献したいと考えています。
社内では時短勤務のことを伝えて納期をお願いすると快く対応してもらえます。仕事内容も充実していますが、環境や同じ境遇の方だけでなく、独身の方や男性の方も理解してくれています。フランクに育児や仕事について話ができる方も多く、日本NCRを選んで良かったと再認識しています。
今は、私が育児をしながらも働き続けることで、同じようなワーキングママが働き方の選択肢を増やせるよう、職場の多様性を実現するサポートができればいいなと思います。育児がひと段落したら改めてより上のスキルやキャリアを目指して働き続けたいと考えています。
※内容はインタビュー当時のものです。