最初の伝票認証機能付きレジスター
1926年(大正15年、昭和1年)~1932年(昭和7年)

電動レジスターから17年後に、2000号レジスターが1926年(大正15年・昭和1年)世に送り出されました。この2000号機は2万個以上の部品、30個におよぶ各種分類合計機、アイテマイザー(数点売計算機能)、減算機能、二重伝票の認証印刷が可能になったほか、売上げの中間合計点検や清算の自動算出機能が装備されました。

最初のユーザーはニューヨークのスタトラー・ホテル・チェーンでした。ホテル内で発生する各種の売上伝票への消し込みと請求書への同時記帳機能き可能でした。この同時記帳の機能を利用して一回の操作で預金者の通帳と銀行の元帳に同時に取引が記帳できるため、銀行の窓口会計機としても人気を博しました。また、飲食店等へも導入が拡大されました。

上野-浅草間に地下鉄が開通 (1927年)/共同通信社・提供

上野-浅草間に地下鉄が開通
(1927年)/共同通信社・提供

TOPICS

1929年(昭和4年)、ニューヨーク証券取引所での株の大暴落、いわゆる「暗黒の木曜日」により、世界大恐慌が始まり日本経済もその渦中に巻き込まれました。1930年(昭和5年)には米国にて最初のスーパーマーケット「キングカレン」が“価格の破壊者”という、現在でも通用するセンセーショナルなキャッチ・コピーで開店しました。

1926年(大正15年,昭和1年)

N-2000号レジスター

二重伝票の認証印刷
自動点検・精算

1926年(大正15年,昭和1年)

  • 東京・名古屋・大阪にて三局合同でNHKが発足
  • 東京駅と上野駅にドイツ製の入場券自動販売機設置

1927年(昭和2年)

  • 上野—浅草間地下鉄開通
  • 丸井創業

1928年(昭和3年)

  • 髙島屋呉服店が初めてマネキンガールを使用
  • アムステルダムオリンピックで、織田・三段跳びに優勝

1929年(昭和4年)

  • 最初のターミナル・デパート・阪急百貨店、大阪/梅田に開店
  • 世界大恐慌「暗黒の木曜日」
  • フェデレーテッド百貨店創業
  • 国産ウイスキー誕生
1930年(昭和5年)

1900号レジスター

1930年(昭和5年)

  • 世界最初のスーパーマーケット「キングカレン」創業
  • (株)伊勢丹設立
  • 日本橋三越の大食堂に「お子様ランチ」登場、50銭
  • 名古屋に第一号のパチンコ店登場
1931年(昭和6年)

1500号レジスター

部門別合計の自動算出
レシート自動カット方式
4部門別合計器

1931年(昭和6年)

  • 満州事変勃発
  • 世界最初のディスカウントストア「ビッグベア」の出現
  • 髙島屋、均一ストア開店
  • 初のトーキー映画「マダムと女房」
  • 流行歌「酒は涙かため息か」「丘を越えて」
  • 東京輸送会社、初のエア・ガール(スチュワーデス)採用

1932年(昭和7年)

  • 五・一五事件
  • 東京の町に女性のタクシー・ドライバー登場

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