NCRコーポレーション、2017年第3四半期の業績を発表

[2017年10月19日付NCRコーポレーションのプレスリリースの抄訳]

[米国ジョージア州ダルース2017年10月20日(米国東部時間)発]

2017年10月20日

NCRコーポレーション (NYSE: NCR) は2017年9月30日までの3ヶ月(第3四半期)の業績を発表しました。第3四半期の主な点は以下の通りです。

  • GAAPベース希釈化後EPSは0.77ドルで、前年の0.69ドルから12%増加。非GAAPベース希釈化後EPSは0.93ドルで、通貨の為替変動を考慮しない場合7%増。
  • 総売上高は16.6億ドル、前年同期比、通貨の為替変動を考慮しない場合ともに1%減。
  • 第3四半期のソフトウェア売上高は、2%増、クラウドは5%増、純ACVは1600万ドルで、前年同期比37%増。
  • トランスフォーメーションの取組みによりサービス売上総利益率は450ベーシスポイント。
  • 予想を下回るATM収益により、ガイダンスは2017年通年で減少。

ビル・ヌーティ(Bill Nuti)NCR会長兼CEOは、次のように述べています。「第3四半期は、売上および利益に関する第3四半期のガイダンス範囲内ではありましたが、ATMを中心とした受注については残念なものでありました。これにより、通年のガイダンスも減少を余儀なくされるでしょう。ATMの受注については、北米における大手顧客の投資の先延ばし、インドや中東での脆弱性、今後のWindows10の変換などによりネガティブな影響が続くでしょう。ポジティブな面については、デジタルバンキングやホスピタリティクラウドポートフォリオにおいてのSaaSソリューションがお客様に受け入れられ、今期においてもACVの堅調な伸びが見受けられました。さらに、売上の増加と継続的な生産性向上の結果、サービスマージンを大幅に拡大し、年間を通して予測した傾向を継続しています。直近のATMハードウェアの課題にもかかわらず、市場における当社の投資優先順位は変わらず、事業への信頼は依然として強い状況です。ATM市場が中期的に回復し、最終的に当社の売上成長を改善することが予測できますが、当社の戦略的焦点はソフトウェア、クラウド、および経常収益の成長を最優先で引き上げることにあります。

本プレスリリースの全文は下記サイトでご覧ください。
http://investor.ncr.com/phoenix.zhtml?c=83840&p=irol-newsArticle&ID=2309968

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